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健康コラム
vol.49 新型コロナウイルスの罹患者が出た場合の企業の対応について

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vol.49 新型コロナウイルスの罹患者が出た場合の企業の対応について

新年に入って、オミクロン株による感染拡大の兆しが出てきております。企業としては引き続き感染防止策の徹底と従業員への注意喚起を促しながら、経済活動を実施していかねばならない状況が今しばらく続きます。
しかしながら、どんなに注意しても市中感染が広がれば罹患者が増えてきます。感染者が実際に出たお客様に総務担当者の初期始動についてインタビュー(サービス業)をしましたのでご参照ください。


熱発者への対応

・速やかな退社、周囲との接触を避ける
・上司への報告(熱発前後の接触者の確認)
・かかりつけ医もしくは保健所、行政の相談センターの指示に従いPCR検査を速やかに実施。
 ⇒陰性の場合でも、後から陽性に転化する場合があるので症状が回復するまでは自宅待機を継続。
 ⇒陽性の場合、保健所の指示に従って、聞き取り調査などにより濃厚接触者の特定を判断してもらう。オフィス、共用部分の除菌、消毒を実施する。
・濃厚接触者と判断されなかったが接触度合いが高い人は、会社が費用を負担してPCR検査を受けさせ、感染拡大がないか早期に調べる(安全確認に時間がかかる場合は即結果の出る、抗原検査・抗体検査を実施。その結果にかかわらずPCR検査を受けさせる。)


濃厚接触者への対応

・濃厚接触者は保健所の指示に従い、症状の有無にかかわらず自宅待機。その他の社員(非濃厚接触者)もPCR検査等により安全を確認、取引先にも安心感をもってもらえるよう全員の結果が出るまでは休業(自宅待機)とした。


取引先への連絡

・保健所の聞き取り調査により取引先に濃厚接触した方がいた場合は、個別に事情を伝え、健康状況やPCR検査実施など保健所の指示に従ってもらうように説明。
・取引先との信用度の低下を防止するためにも、適切な時期での公表が必要。感染状況、経過、保健所の指示、今後の対策などをA4サイズ1枚程度に記載し報告を行った。(社員名などが特定されないよう文面を配慮)※同時に保健所にも報告


まとめ

ケースバイケースですが、
◎保健所との緊密な連携
◎早期の対応、指示を徹底
◎安全安心はプライスレス、検査などは徹底して行う

上記が特に重要だと思います。
今後も安心安全と経済活動を両立させて頑張っていきましょう。


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