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健康コラム
vol.94 美味しく食べて免疫力アップ!秋の味覚で整える心と体

保健師コラム

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vol.94 美味しく食べて免疫力アップ!秋の味覚で整える心と体

「なんだか最近疲れやすい」「季節の変わり目に体調を崩しやすい」。そんなお悩みはありませんか? 寒暖差や夏の疲れ、乾燥が重なる秋は、私たちが本来持っている免疫力が低下しやすいシーズンです。
そこで頼りになるのが、この時期に美味しさを増す「秋の味覚」。実は、旬の食材には、低下した免疫力をグッと引き上げてくれる心強い栄養素がぎっしり詰まっています。日々の食卓に取り入れたい、4つの「免疫力アップ食材」をご紹介します。

■秋こそ免疫力ケアが必要な理由は3つあります

① 寒暖差による「自律神経の乱れ」を起こし、免疫が低下しやすくなります。
② 夏の間に冷たい飲み物の摂りすぎやクーラーの効いた部屋で過ごすことで、胃腸などの消化器官は冷えと疲労を溜め込んでいます。夏のダメージ(内臓疲労・紫外線)により免疫細胞の約7割が集中している「腸」が夏バテで弱っていると、免疫力全体のパフォーマンスも落ちてしまいます。
③ 秋が深まるにつれて空気中の湿度が急激に低下します。空気の「乾燥」によるバリア機能の低下を起こします。

秋の段階で免疫力の土台を整えておかないと、本格的な冬が来たときに風邪をひきやすくなったり、インフルエンザなどの感染症に負けやすい体になったりしてしまいます。秋のケアは、冬を元気に越えるための大切な準備期間です


■ 免疫力を高める「秋の味覚」パワー

1. きのこ類 ── 免疫の司令塔を刺激する「β-グルカン」
まいたけやしいたけなどのきのこ類には、食物繊維の一種である「β-グルカン」が豊富に含まれています。β-グルカンは、私たちの体内で免疫細胞に直接働きかけ、その働きを活発にしてくれる心強い成分です。さらに、豊富な食物繊維が腸内環境を整えてくれるため、免疫の要である「腸」の健康を強力にサポートしてくれます。

2. 根菜類 ── 体を芯から温め、腸を整える「食物繊維の宝庫」
さつまいも、れんこん、ごぼうなどの根菜類は、文字通り土の中でじっくり育つことで、体を温める作用を持っています。また、水溶性と不溶性の両方の食物繊維がバランスよく含まれており、腸内の善玉菌を増やして便通をスムーズにしながら、免疫細胞のバランスを整えてくれます。冷えが気になる秋にぴったりの食材です。

3. 緑黄色野菜・果物 ── 粘膜を守る「ビタミンACE(エース)」
かぼちゃや人参、銀杏などの緑黄色野菜や秋の果物には、ビタミンA・C・Eが豊富に含まれています。これらは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、強力な抗酸化作用を発揮します。ウイルスや細菌が侵入する最初の砦である「鼻や喉の粘膜」を健康に保ち、乾燥から守るバリア機能を強化してくれます。

4. 秋鮭 ── 抗酸化の王様「アスタキサンチン」と良質なタンパク質
旬を迎える「秋鮭」の赤い身には、「アスタキサンチン」という強力な抗酸化物質が含まれています。その抗酸化力はビタミンEの何倍とも言われ、体の酸化(老化・サビ)を防ぎ、免疫細胞がスムーズに働く環境を作ってくれます。また、免疫細胞の材料となる良質なタンパク質も同時に摂れる、まさに一石二鳥の優秀食材です。


■秋の味覚を「美味しく・ヘルシーに」楽しむ食べ方のコツ

「温活」と「腸活」を意識するだけで、同じ秋の味覚が何倍も頼もしい健康食に変わります。ぜひ今日の晩ご飯から、お気に入りの食べ方を試してみてください。


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(執筆:保健師 丸尾)

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