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vol.86 冬に気を付けたいヒートショック

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vol.86 冬に気を付けたいヒートショック

寒さが厳しくなる11月から4月にかけて、体への負担が大きくなる場面が増えてきます。その中でも注意したいのが、急激な温度変化によって起こる「ヒートショック」です。
浴室で高齢者に起こるもの、という印象が強いですが、実際には働く世代にも無関係ではありません。日常の何気ない行動が、リスクにつながることもあります。今回のコラムでは、ヒートショックの基本から予防のポイントまで確認していきます。

ヒートショックとは

ヒートショックとは「急激な温度の変化で身体がダメージを受けること」です。例えば暖かい部屋と寒い部屋との温度差によって激しい血圧の変動があると、心臓や血管に大きく影響し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こします。特に冬場の、浴槽でのヒートショックが代表的で、これが溺水事故につながると考えられています。


冬場の入浴時の血圧変化

冬場に増える入浴時の事故は、急激な温度変化による血圧の大きな変動が原因の一つとされています。暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動し、さらに冷えた浴室に入ると、体は寒さに反応して血管を収縮させます。その結果、血圧が急上昇します。 やがて浴槽に浸かり体が温まると、血管が拡張して今度は血圧が急激に低下します。こうした急な血圧の変動が、脳への血流を一時的に妨げ、めまいや失神などの一過性の意識障害を引き起こすことがあります。これが浴槽内での溺水事故につながるリスクの一因と考えられています。
ヒートショックによるダメージは、直ちに現れるのではなく、繰り返し発生することで、慢性的に表れてくることもあるので、注意が必要です。


入浴中の事故を防ぐための注意とポイント

ヒートショックは高齢者特有のものと思われがちですが、若い世代でも起こる可能性があり注意が必要です。


■その他、起きやすい場所とタイミング


■おわりに

寒暖差の大きい環境では、年齢に関係なく誰にでも起こり得ます。
特に高血圧や糖尿病・脂質異常などの生活習慣病がある方、健診で血圧異常を指摘されている方は日常生活の中でも発症リスクが高まるため注意が必要です。 職場においても健診結果を有効に活用し、リスクの高い従業員への注意喚起や情報共有を行い事故防止に努めましょう。



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(執筆:産業衛生サポート・ほけんし 健康コラム編集部)

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