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vol.82 「熱中症対策」が会社の義務になります
夏が来るたびに話題になる「熱中症」。世界的な温暖化のため、年々気温は上昇し、真夏日の屋外作業はもちろん、屋内での業務でも命の危険が増しているのが現状です。こうした背景から、令和7年6月1日より、職場での熱中症対策が法律で強化されました。
職場における熱中症による死亡事故は、そのほとんどが「初期対応の遅れ」が原因といわれています。そして、この死亡者の約7割が屋外作業者であるため、今後の気候変動によって増加する傾向があります。
今回の改正は「改正労働安全衛生規則」により、今まで努力義務とされていた対策が、一定条件下で事業者が以下の義務づけをされるという内容です。



<熱中症の従業員が出たときの対応フロー>
どの時点で管理者に連絡をとるのか、当該部署に連絡するのか、などを社内で決めておきましょう。

<連絡体制の周知の方法>

近年は記録的な猛暑が続き、従業員の負担も一層増しています。どのような状況でも慌てず対応できるよう、日頃から準備しておきましょう。
弊社では、従業員の皆様が安全に働ける職場環境づくり、メンタルヘルスに関する相談、活用できる行政サービスのご紹介など、ニーズに合わせたサポートをさせて頂きます。
ぜひ一度ご相談下さい。
当社では、企業の健康管理をサポートするサービス展開をしています



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TEL:0120-95-1824
(執筆:保健師 樫山)
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くらうど保健室
参考文献:(2025年7月閲覧)
厚生労働省 職場における熱中症対策の強化について
環境省 熱中症予防情報サイト
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