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健康コラム
vol.63 何からすれば良い?!健康経営の始め方~体制確立~

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vol.63 何からすれば良い?!健康経営の始め方~体制確立~

注目度が益々高くなってきている健康経営。みなさんの会社では取り組みを開始されていますでしょうか。
今回の記事では、「健康経営をどう始めて良いか分からない」「外部相談はせず、まず自分たちでやりたい」と思っているご担当者様に向けた体制作りについてご紹介します。
健康経営とは何か?取り組む事のメリット等ついては知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。


1.健康宣言をしよう

健康経営を始めるにあたり1番初めに行うことは「健康宣言」です。 健康宣言とは、経営者が従業員の健康づくりに取り組むと社内外へ公表することです。 なぜ健康経営を始めるのか、分かりやすく具体性をもった言葉で従業員へ発信することがポイントです。 経営者の影響力は大きく、経営者が従業員の健康に本気で取り組む姿勢を示す事が健康経営の大きな一歩となります。 また、経営者が健康経営に消極的だが進めていきたい!とお考えのご担当者様がいる場合、経営者へ健康経営の必要性や期待できる効果などをアピールしていく事から始めてみてはいかがでしょうか。


2.担当者を決めよう

健康経営は目標に合わせて年間のスケジュール計画を立てながら様々な方法で従業員へアプローチしていきますので、実務を行う「健康づくり担当者」の選任が必要です。
健康づくり担当者の選任は、従業員の健康診断やストレスチェックを管理している人事部や総務部、衛生管理者などの産業保健に関わる人が適しています。通常業務と並行して行いますので、業務量の調整など周りのフォローも考慮しましょう。
また、本社の他に事業場がいくつかある場合はそれぞれの事業場担当者も決めておき、本社との連携を取れる体制を作りましょう。


3.健康診断の受診率100%を目指そう

続いては、自社と従業員の健康課題を把握するために、健康診断の受診率が100%になるよう取り組みましょう。
健康診断は病気の早期発見だけでなく、従業員が自身の健康状態を把握する絶好のチャンスでもあります。さらに、健診結果は会社全体における健康状態の傾向や課題も見えてきます。
もし100%に到達していない場合、健康診断が始まる前から受診の必要性をポスターにして掲示す事や、実施期間中はキャンセルした人がいないか定期的に確認をする、未受診者がいた場合は声をかけてみる、健診の時期は繁忙期を避け日程や時間を必ず確保する、などで受診率を上げる事ができるかもしれません。


いかがでしたでしょうか。
健康経営は経営者の熱い想い、担当者の積極的な活動によって効果が期待できます。
取組を進める上で「外部の保健師を活用したい」「認定取得をサポートしてほしい」などお困りのことがある場合、まずは弊社へお気軽にご相談下さい。
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健康経営エキスパートアドバイザー 鈴木
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