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健康コラム
Vol.56 テイクアウトも?!夏の食中毒に要注意!

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Vol.56 テイクアウトも?!夏の食中毒に要注意!

厳しい暑さが続く季節になりましたが、体調は崩されていないでしょうか。今回はこの時期に衛生委員会で取り上げられたり、メディアでも報道されたりする事が多い「細菌による食中毒」のコラムです。


■細菌の食中毒って?

食中毒の原因は主に「細菌」「ウイルス」「寄生虫」「自然毒(毒キノコなど)」が挙げられ、夏に多い食中毒は「細菌」です。気温や湿度が高くなる6月頃から件数が多くなり、注意が必要です。

細菌の種類は色々ありますが、その中でも、発生件数が多かったり、幼児の重症化事例が発生したりして問題となっているのが、「カンピロバクター」と「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」による食中毒です。 これらの細菌は家畜の腸に存在し、生の鶏肉や牛肉に付着していたり、肝臓(レバー)の内部にあり、生肉に触れた手やまな板などから、野菜やほかの食品にも菌が付着します。少量でも感染し、菌が体内に入ると2日から7日くらいで、発熱や腹痛、下痢、吐き気などの症状が現れます。


■食中毒の予防3原則

家庭での食中毒を予防するには、食品を購入してから食べるまでの過程で、「つけない」「増やさない」「やっつける」事が大切です。


■意外な落とし穴

家庭での食中毒を予防するには、食品を購入してから食べるまでの過程で、「つけない」「増やさない」「やっつける」事が大切です。


■おわりに

きれいに見える食器や手指、ラップに包まれた食品なども必ずしも清潔ではなく、食中毒菌がいる場合もあります。外見だけで安心せず、衛生的な調理、取扱いを心がけましょう。 また、ほとんどの食中毒原因菌は 20℃〜 45℃前後で活発 に繁殖するものです。清潔、温度管理、加熱、迅速を心がけるとともに、基本的な予防法である「手洗い」をしっかり行う習慣を身につけましょう。


参考(2022年7月 閲覧)

・政府インターネットテレビ
霞が関情報チェック~3つの原則で防ぐ!夏の食中毒 (https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20788.html)

・政府広報オンライン
ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒 (https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201005/4.html)

食品安全委員会 食中毒は何でおきるの? (https://www.fsc.go.jp/kids-box/kidsbox_magazine/index.data/kidsbox_p06_p15.pdf)

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