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vol.83 夏バテ対策にオススメのお手軽料理 2選!
8月も残りわずかとなりましたが、猛暑は依然として続いており、体にじわじわと負担がかかる日々が続いています。その影響で疲れがなかなか取れなかったり、胃の調子が優れなかったりする方も多いのではないでしょうか。
夏は食欲が低下したり、汗をかく量も増えたりすることから栄養不足に陥りがち。そのため疲れやだるさなど夏バテの症状が現れやすくなります。
今回は、夏バテによる不調を少しでも和らげるための手軽で効果的な食事として、夏に摂取しやすい食材を取り入れた「ガパオライス」と「味噌汁」をご紹介します。
<主な夏バテの症状>
・体のだるさや全身の倦怠感、めまい、食欲不振
・睡眠不足や気分の落ち込み
・胃腸の不調(下痢、便秘)など
これらの不調が続く場合、夏バテの可能性が高いので、早めに対策をとることが大切です。
<夏におすすめ料理>
①ガパオライス(豚ひき肉or鶏ひき肉×夏野菜)
タイ料理の定番「ガパオライス」は、実は夏バテ予防にもってこいのメニューです。
特に不足しがちな「ビタミンB1、ビタミンC、良質たんぱく質」の3つの栄養素が含まれ、豚肉には疲労回復やエネルギー代謝に効果的なビタミンB1を多く含み玉ねぎやにんにくはビタミンB1を効率よく吸収、夏バテ予防におすすめの料理です。カラーピーマンはビタミンCが多く含まれており、ストレスを軽減するホルモンを作るために必要でしっかり食事からとっていきたい栄養素です。スパイスやナンプラーの香りと辛味は、食欲を増進させてくれますよね。
②味噌汁(オクラ・豆腐などの優しい具材)
夏は冷たい食べ物や飲み物がつい多くなってしまいますが、胃腸の働きを弱める原因になってしまいます。そのため、暑さで疲れた胃腸には「温かい食べ物」を意識して食べると良いでしょう。
オススメの理由として、汗と一緒にミネラル・水分が失われていき味噌汁はこれらを補給できます。また、味噌には必須アミノ酸が含まれており、体づくりに欠かせない栄養素。
オクラに含まれるペクチンは便通を促し、腸内環境を整えてくれたり、胃の粘膜を保護し消化を助けくれたりする効果もあります。一緒に豆腐やわかめを加えれば、たんぱく質やミネラルもしっかり補給できます。 冷たいものに偏りがちな夏の食生活に、「温かくて消化のよい一杯」を加えるだけで、自律神経が安定し体調がぐっと整いやすくなります。
ガパオライスで「疲労回復」「食欲促進」
味噌汁で「胃腸のケア」「自律神経の安定」
この2つを組み合わせることで、夏に失いやすいエネルギーと水分・塩分・ビタミン・ミネラルを効率よく補えるバランスのよい食事になります。
クーラーで冷えがちな体をいたわりながら、スタミナもつけて、元気に夏を乗り越えていきましょう!
当社では、企業の健康管理をサポートするサービス展開をしています



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(執筆:産業衛生サポート・ほけんし 健康コラム編集部、管理栄養士)
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